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201806.18

チームの生産性を上げる「心理的安全性」とは?メリットや実践のヒントを紹介

グーグルが実践!心理的安全性の確保に役立つ「OKR」

チームにおける心理的安全性を確保するためには、次の3つの要素が必要だとされています。

・リーダーとメンバー、およびメンバー間の信頼と尊重を形成する
・「言いたいことは自由に言える」という価値観を共有する
・実際に、コミュニケーションを取りながら試行錯誤できる場を活用する

ただ、これら3つだけを見ても、具体的に何をすればいいのか、ぼんやりしていてわかりづらいかもしれません。そこでヒントになるのが、グーグルが実践している代表的な施策のひとつ、「OKR」と呼ばれる業績管理手法です。

OKRとは、「Objective & Key Result」の略で、直訳すると「目標と主要な結果」という意味になります。
具体的には、「自分はどこに向かおうとしているのか(目標)」と「目標に近づいていることをどう把握するか(指標となる成果)」を設定し、期末に達成度を数値化して評価します。グーグルでは、達成度7割程度が目指されているようです。

OKRを設定する際にグーグルが行っているのが、上司と部下の1on1ミーティングです。
同社の1on1ミーティングでは、仕事に直接かかわる話だけでなく、日常生活に関する雑談も、部下の人格や価値観の形成に関わるものとして重視しているとか。
また、1on1ミーティングはOKRを設定したあとも定期的に行われ、進捗状況を共有する場とされています。

また、OKRがチーム内で共有される点も重要です。
チームミーティングのなかで、各メンバーのOKRを開示し、各メンバーの役割を明確にするとともに、それぞれのOKRが矛盾したり衝突したりしないか検証します。
さらにグーグルでは、経営陣を含めた全社員のOKRを社内で公開し、共有することで、社員全員が同じ方向を向いて業務を行えるようにしているといいます。

もちろん、OKRは心理的安全性を確保するためだけに行われているのではありません。
心理的安全性そのものが目的になると、チームが緊張感のないぬるま湯的な集団になってしまう危険性もあります。
OKRは、社員と会社が経営課題を共有し、課題を解決に導くことを目的とし、その過程をスムーズに進める手段として、心理的安全性を高めている点が重要だといえるでしょう。

おわりに

職場において心理的安全性を確保できれば、自由闊達にコミュニケーションをとり、チームとメンバーの成長を促進できるようになることが期待できます。
日本においては、心理的安全性を感じられる企業はまだ多くないかもしれませんが、今後、グローバル市場での競争力を高めるためには、不可欠な考え方となってきそうです。
制度や施策という大きな取り組みには至らなくても、まずは身近なところから、チームの心理的安全性を高めていけるといいですよね。

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